漆器、蒔絵(まきえ)を買い取ってくれるお店

https://kottou.eco-ring.com/genre/lacquerware/

皆様は、漆器(しっき)や蒔絵(まきえ)の始まりについてご存知でしょうか。
漆器は日本に於いては、縄文時代の始まり頃から漆工芸の技術を有していたことが、北海道垣ノ島遺跡にて出土された、
約9000年前の副葬品により判明しています。
その後も日本では、漆器は各地の郷土の文化並びに地方産業として、生活で利用する品や高級な美術品などが制作されました。
それに関連して京都の法輪寺では、木地師の祖とも称される惟喬親王が漆や漆器の製法を祈願して成就できたとされる、
11月13日を「うるしの日」とされています。

そして蒔絵(まきえ)は最古の蒔絵が認められるまで、漆器よりも複雑な過程を経ています。
それは正倉院に所蔵されている、「金銀鈿荘唐大刀(きんぎんでんそうからたち)」の鞘にある「末金鏤作(まっきんるさく)」です。
これは2009~2010年に実施された、宮内庁正倉院事務所による科学的な調査研究により研出蒔絵として確かめられていますが、
1878年に黒川真頼は、「末金鏤」は「平塵」であって蒔絵ではないとし、また1932年に六角紫水は、
「末金鏤」は金属粉と漆をあらかじめ練り合わせ絵を描いた「練描」であって蒔絵でないと、平安時代の日本の資料にその起源を求めました。
その為明治から戦後までは、「末金鏤作」が渡来品と認めるが「蒔絵」でないとして、このことにより蒔絵の日本起源説が唱えられていました。
その後も、松田権六は1964年に「蒔絵の技法は中国ではみつかっていないので、日本で創始されて発達した。」と発表しましたが、
翌1965年に中国を訪問した松田は没後に再販された著書にて、「蒔絵らしいものを中国の戦国時代(紀元前403~紀元前221年)の遺品に見た」
など、「末金鏤作」が最古の蒔絵としてされるまでさまざまな過程を経ています。

そのような漆器(しっき)や蒔絵(まきえ)ですが、もし皆様が、
「遠距離の引っ越しをするので、蒔絵や漆器を処分したい。」
「収集していた親族が亡くなったので、遺産整理として手放したい。」
などとお考えなら、大阪や東京、福岡などに店舗を展開している、エコリングさんに是非お任せ下さい。
こちらでは、皆様の最寄りの店舗にて店頭買い取りも実施していますが、その他にも買取方法が有り、
・ 宅急便を使用した、宅配買取。
・ ご希望の場所で鑑定をし、漆器買取や蒔絵買取を行なう、出張買取。
もあるそうなので、自分の都合に合う買取方法を選んで、エコリングさんに高く買取してもらうのも良いですよ。

投稿日: